「効率」の奴隷はもう辞めた。インデックス投資家が、あえて「面倒な日本株」を始める理由。

「効率」の奴隷はもう辞めた。インデックス投資家が、あえて「面倒な日本株」を始める理由。

はじめまして。きりしまと申します。 日本の株式投資と、その裏にある思考プロセスを記録するために、このブログ『思考ノート』を立ち上げました。

現在、私は40代半ば。エンジニアとして働きながら資産形成をしています。 これまでの私の投資スタイルは、極めて退屈で、そして極めて正解に近いものでした。「インデックス(S&P500やオルカン)の積立投資」です。

感情を排し、市場平均を丸ごと買い、あとは寝て待つ。 合理的です。効率的です。そして、資産形成の土台としてはこれ以上の正解はないでしょう。

しかし、40代も半ばを迎えた頃、ふと気づいてしまったのです。 「このまま『市場にお任せ』で思考停止したまま、投資人生を終えていいのか?」と。


「効率」のその先にある欠乏感

インデックス投資は素晴らしいですが、そこには「主体性」がありません。 自分が保有している企業が何をしているのか、経営者がどんな顔をしているのかを知らなくても、資産は勝手に増えていきます。

それは楽ですが、どこか虚しい。 自分が世の中の経済活動に参加しているという「手触り」が欠けているからです。

だから私は、あえて手間のかかる「個別株」という泥沼に足を踏み入れることにしました。

  • なぜその企業なのか?
  • 数字(株価)の裏側にある経営者の哲学は本物か?
  • 現場で働く人たちに「ぬくもり(熱量)」はあるか?

そういった、インデックス投資ではノイズとして切り捨てられる「物語」まで含めて、自分なりに悩み、計算し、ベットする。 そのプロセスを通じて、社会を見る「解像度」を上げること。それが、私がこの非効率な道を選んだ理由です。


このブログは「実験室」である

このブログは、誰かのために書くというよりは、私自身の「実験ログ(日誌)」です。

投資は意思決定の連続です。 「なんとなく良さそうだから買った」「怖くなったから売った」 そんな曖昧な感情で売買していては、いつまで経っても運任せのギャンブラーです。

  • なぜ買ったのか(仮説)
  • なぜ売ったのか(検証)

これを言語化して晒すことで、自分自身への言い訳を封じ、投資判断の精度を研ぎ澄ませていきたいと考えています。

メインテーマ:論理とロマンの交差点

このブログで扱うのは、基本的に「割安(バリュー)でありながら、将来の成長(グロース)も期待できる日本株」です。

5年、10年と長く保有することを前提とした「長期投資」が基本戦略。 冷徹な「数字(電卓)」でスクリーニングし、最後に「想い(ロマン)」で保有を決める。そんなスタイルを目指します。

もちろん、専門家ではありません。見当違いな分析もするでしょうし、派手に負けることもあるでしょう。 そんな試行錯誤のプロセスも含めて、40代の投資家が七転八倒する様子を、リアルタイムのドキュメンタリーとして楽しんでいただければ幸いです。

「主体性」という、今の時代に最もコストパフォーマンスの悪いものをあえて追求していく旅。 今日から始めます。どうぞ、よろしくお願いいたします。


免責事項 本ブログは個人の投資記録であり、特定の銘柄の売買を推奨するものではありません。投資の最終判断はご自身の責任で行ってください。

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